こんにちは、なゆまゆげです。
今回は、これから個人で不動産投資するのはやめた方が良いんじゃないですかって話です。
不動産投資の初心者が不動産投資を始める場合、業者を通しての物件紹介・購入が多いと思います。
その際の業者の売り文句としては、月々のローンは家賃収入で賄えますよ。ローンが終われば建物はあなたのものですよ。
なんて、どの業者も口を揃えて言います。
でも、そんなに上手いこと行かないです。実際は。
不動産投資をやめた方がいい理由
私が考える理由としては、次のようなものです。
- 空室リスク
- ローンが払えなくなるリスク
- 儲かるなら業者が物件紹介なんてしない
空室リスク
ローン支払いの原資となるのは家賃収入ですが、それは入居者が居てこそ成り立つものです。
今は、物件の供給過多という状況ですので、満室にするのはかなり難しいのではないでしょうか。
ましてや、初心者なら尚のこと。
ローンが払えなくなるリスク
これは、空室リスクによるキャッシュフローのショートも含まれますが、1番は本業の収入源によるもの。
景気悪化によって収入減となる方もいらっしゃるでしょうし、最悪失業ということも。
そうなると、ローンどころじゃないですよね。
最悪、物件を競売にかけても残債が残ってしまうという事も。
儲かるなら業者が物件紹介なんてしない
いや、もう結局はこれに尽きます。
そんなに美味しい話なら業者が自分でやるだろうと。
業者としては、物件を買ってもらうことで不動産投資のリスクを個人に負わせようと考えているわけで。
業者としては手数料もらってウハウハです。
なので、不動産投資による不労所得なんて夢は捨てたほうが良いと思います。
不動産投資よりもまずやること
とりあえず、不況になっても耐えられる体力(お金と知識)を身につけましょう。
そのために、次のようなことから始めてみてはどうでしょうか。
- 支出の見直し
- 副業を始める
- 資産運用の勉強をする
支出の見直し
まずは、簡単なところから。
毎月何にどのくらい使っているか把握していますか?
食費や携帯料金、生命保険料。
これらは比較的簡単に見直しができると思います。
食費に関して言うと、食べきれなくて捨ててしまったりだとか、うっかり消費期限を過ぎてしまったりだとか。
これは、事前に献立を考えておく、食べきれないと思ったものは冷凍保存するなどの方法で無駄を無くすことができます。
あとは携帯料金や生命保険料などは、本当に自分に必要なサービスに絞ることでかなりの金額が節約できるはずです。
特に生命保険料などは、ほけんの窓口などで相談できますし、一度見直してみると良いでしょう。
副業を始める
次のステップとして、収入を増やす事を考えます。
毎日残業続きで余裕が無いという方は除いて、少しでも時間に余裕がある方は、副業を始めて見ると良いと思います。
土日だけアルバイトするとか、クラウドソーシングで仕事を受けてみるとか。
デザイナーやエンジニアであれば、クラウドソーシングで仕事も見つけやすいでしょう。
副業をすることでスキルアップにも繋がりますし、本業にも良い影響が出るかも知れません。
資産運用の勉強をする
次は、将来のために資産運用の勉強をしてみましょう。
お金に余裕があれば、すぐにでも始めて欲しいところですが、そんな余裕がないという方もいらっしゃると思います。
ですので、とりあえず勉強から。
資産運用と言っても、対象とするのは株や投資信託になります。
おすすめなのは、トレードで売却益(キャピタルゲイン)を狙うのではなく、配当金(インカムゲイン)を狙う投資法。
その理由としては、一時的に株価が下がったとしても年単位という長い目でみると株価が回復する可能性も高いため。
例えば、今回の新型コロナウイルスの影響で多くの企業は業績が悪化し、株価も下落しています。
ただし、コロナウイルス終息後は業績回復が期待でき株価も回復することが予想されます。(中小企業などの体力が少ない企業はそのまえにダメになる可能性あり)
そういった意味では目先の株価に振り回される心配がないため、配当目的の投資が初心者にはおすすめです。
まとめ
どうでしょうか。
物件の供給過多である現状で、これから個人、特に初心者が不動産投資に手を出すのはかなりリスクがあると思います。
それなら、まず支出を見直し、副業で収入を増やしながら資産運用(株や投資信託)の勉強をするのが良いと思います。
まずは一歩踏み出して見ましょう!
それでは!